1950-03-30 第7回国会 参議院 予算委員会 第25号
○岩木哲夫君 資金は日本政府のものであるが、その資金は天から降つて湧いたのではなくして、やはりアメリカの援助によつて生じた資金であつて、從つて物資が債務ならば、その物資の裏付けされるものは、当然資金の使用ということについては、日本政府の責任であるし、或いは司令部の了承を得るのが順序であろうと思うのですが、建前としてはやはり見返資金はアメリカよりの債務であるという解釈をどうしても我々はとらざるを得ないと
○岩木哲夫君 資金は日本政府のものであるが、その資金は天から降つて湧いたのではなくして、やはりアメリカの援助によつて生じた資金であつて、從つて物資が債務ならば、その物資の裏付けされるものは、当然資金の使用ということについては、日本政府の責任であるし、或いは司令部の了承を得るのが順序であろうと思うのですが、建前としてはやはり見返資金はアメリカよりの債務であるという解釈をどうしても我々はとらざるを得ないと
從つて物資は依然欠乏して、そこに厖大な財政資金が作用してインフレが起ると思つておるのであります、通貨面からするインフレに対する政府の金融政策は、ずいぶん無理な政策をとつておられますが、とにかく一應成功したと、私は思うのであります。この際アメリカの積極町援助が明らかとなつて、外資導入も可能となつてというので、インフレに対する大体の見透しがついたような氣がするのであります。
日本のインフレの根源が生産の過小、從つて物資供給の不足に対して需要が過大である、從つて國民生活が不安定である、その間賃金物價の惡循環を生じ、物資に見合わない、財政方面、産業方面の資金、通貨が増発されておるというところに、インフレの根源があると燃し上げたいのであります。生産物資の供給でございます。生産な低位な水準で急速になかなか打開しがたいのであります。
○國務大臣(北村徳太郎君) これは闇が非常に横行いたしますことは、一面においては物がそれ程缺乏しておるということがあるようでありまして、從つて物が殖える方向へ努力しなければならんということと、といつても俄かに生産が増強するわけでもございませんし、實際現に退藏されておる物を一一正常なルートに乘せるというようなととが必要であると考えまして、從つて物資の所在を明らかにいたしまして、そういう點から物資を追い
從つて物資の面におきましては、交通がすべてに一般機帆船竝びにその他の汽船において行われている以外は、ほぼ特殊なる物資以外においては生産條件をひとしくいたします關係等によつて、ここに特異なる貨物の輸送を要請してくることはないような状態にあるのであります。かような點から考えてみた場合に、まず港灣の状況においては、宇和島港のごときはすでにポンツーンさへ不完全である。
こういうふうにいわれておるのでありまして、漸く今日は水力電氣が四百万か六百万、多くて六百万キロぐらいまでしかないのでありますが、そういう未開発の資源を持つておるのでありますから、先ず何よりもその点に向つて進んで行くということが、即ち産業界の安定となり、從つて物資の沢山生産されることになりまして、インフレに対する問題も解決する。
つまり今のインフレーシヨンといわれる現象も、日本では物資の缺乏が非常に大きな理由だと私は思うのでありますが、その生産が上らない、從つて物資が缺乏しているということの大きな癌であると考えるものの一つに、私は賠償の未決定ということを數えたいのであります。御承知のように九百三十七という工場が賠償に指定されている。
從つて物資についても私たちの方で單獨に警察側が解除したのでなく、檢事局の方でこれを解除いたしまして、隱匿物資でもなければ、また隱匿物資に絡むいろいろな違反物資でもないということがはつきりいたしまして解除したということで、移動も許されたというふうに解釋いたしております。したがつて、縣のそれぞれの配給計畫によりまして當然出すべきものは出したというふうに考えております。